こんにちは!埼玉県所沢市を拠点に外構・エクステリア工事、土木工事を行っている株式会社鳶酒井組です。
駐車場の工事を検討する際に、「コンクリートは費用が高いから、アスファルトにして安く抑えたい」「でも、一般家庭の駐車場にアスファルトを使っても大丈夫なのか」など、疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。
実は、アスファルト舗装は「敷地の広さ」によって、コンクリートよりも大幅にお得になるケースと、逆に割高になってしまうケースがあるのをご存知でしょうか?
この記事では、これから駐車場工事を予定している方に向けて、アスファルト舗装のメリット・デメリットや、コンクリートとの具体的な費用比較、失敗しないための選び方について解説します。工事費用を賢く抑えたい方や、広い敷地の活用にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
■アスファルトとコンクリの費用差

家の駐車場工事を検討する際、「道路と同じアスファルトにすれば安くなるのでは?」と考える方は多いはずです。しかし、実は施工する「面積」によって、コンクリートとアスファルトのどちらがお得かは逆転します。まずは最も気になる初期費用と、長く使った場合のメンテナンス費用の違いを比較してみましょう。
・広さで決まる価格の損益分岐点
一般的に、アスファルト舗装の単価(1平方メートルあたりの材料費や施工費)は、コンクリート舗装よりも安く設定されています。しかし、一般住宅の駐車場で車1〜2台分(約30平米以下)程度の広さであれば、コンクリートの方がトータルの工事費用は安くなる傾向にあります。
具体的な目安として、1平方メートルあたりの施工単価は以下の通りです。
・アスファルト舗装:約4,000円〜6,000円 / 平米
・土間コンクリート:約8,000円〜12,000円 / 平米
単価だけ見ればアスファルトの方が圧倒的に安いです。 しかし、アスファルト工事にはローラーなどの大型重機が必要で、その運搬費(重機回送費)として一式 3万〜5万円ほどの固定費がかかります。
そのため、車1台分(約15平米)のような狭い工事の場合、 「安い単価 × 狭い面積 + 重機回送費(高い)」 となるため、結果としてすべて手作業でできるコンクリートの方が安く済むケースが多いのです。
逆に、車4台分(約50平米以上)を超えてくると、重機回送費を払っても単価の安さが勝つため、アスファルトの方がトータルコストでお得になります。
※上記は一般的な目安です。現場の状況(残土処理の量や路盤の状態)によって変動します。
・耐久性とメンテナンス費の違い
素材としての寿命(耐用年数)を比較すると、軍配が上がるのはコンクリートです。コンクリートは非常に硬く、適切に施工すれば数十年は大きな補修が不要なほど高い耐久性を誇ります。
一方、アスファルトは油分を含んでいるため柔軟性がありますが、その分、真夏の高温で表面が柔らかくなりやすい特性があります。重いバイクのスタンドがめり込んだり、いつも同じ場所にタイヤが乗ることで部分的に凹みが生じたりすることがあります。
ひび割れや窪みの補修自体は比較的安価で簡単に行えますが、長期的なメンテナンスの手間や頻度を考慮すると、初期費用が高くてもコンクリートの方がランニングコストが良いケースも少なくありません。
・おしゃれに見せる目地の工夫
「アスファルトは真っ黒で殺風景だから、家の外観に合わない」と諦める必要はありません。デザイン性を高めるテクニックとして、他の素材との組み合わせがあります。
例えば、全面を黒いアスファルトにするのではなく、駐車スペースの区切り線やアプローチ部分に明るい色のインターロッキングブロックを目地(めじ)として埋め込む方法です。黒とレンガ色のコントラストがモダンな印象を与え、カフェの駐車場のようなおしゃれな空間を演出できます。
また、玄関前だけを白っぽい土間コンクリートにし、奥の広い駐車スペースをアスファルトにするなど、場所ごとに素材を使い分けるのも賢い選択です。
■駐車場をアスファルトにする利点

コンクリートと比較して「デメリットが多い」と思われがちなアスファルトですが、実はライフスタイルや敷地の条件によっては、非常に理にかなった選択肢となります。特に「時間をかけたくない」「土地が広い」という方にとって、コンクリートにはない大きなメリットが2つあります。
・工期が短く即日で駐車可能
最大のメリットは、工事が完了してから駐車場として使えるようになるまでの期間(工期)が圧倒的に短いことです。 土間コンクリートの場合、流し込んでから完全に固まるまで「養生(ようじょう)」という乾燥期間が必要で、夏場でも数日、冬場なら1週間程度は車を乗せることができません。その間、近隣のコインパーキングを利用する手間や費用が発生します。
一方、アスファルトは高温で溶かした材料を敷き均し、冷えて固まればすぐに使用可能です。朝から工事を始めれば、その日の夕方には車を停められることがほとんどです。毎日車を使うため、数日間も駐車場が使えないのは困るという方や、リフォーム工事で生活への支障を最小限に抑えたい方にとっては、非常に大きな魅力と言えるでしょう。
・広い敷地なら大幅なコスト減
前述の通り、敷地面積が広い場合のアスファルト舗装は、コストパフォーマンスが抜群です。 100平米(車4〜5台分)を超えるような広い駐車場やお庭の場合、コンクリートですべてを覆おうとすると、材料費と左官職人の手作業による手間賃だけで莫大な金額になってしまいます。
その点、アスファルトなら重機を使って一気に広い面積を施工できるため、平米単価を大幅に抑えることが可能です。また、近年では「透水性(とうすいせい)アスファルト」という水を通す機能を持った種類も一般的です。これを選べば、広い敷地でも雨水が表面に溜まりにくく、大掛かりな排水溝などの設備工事をカットできる可能性もあり、トータルコストの削減に繋がります。
■DIYでの舗装は失敗リスク大

ホームセンターに行くと、袋に入ったアスファルト補修材が販売されています。「これを敷き詰めれば、業者に頼まなくても安く駐車場が作れるのでは?」と考える方がいらっしゃいますが、プロの視点から言わせていただくと、駐車場全体をDIYで舗装するのはおすすめできません。小規模な穴埋め修理とは異なり、車が乗る広いスペースの施工には、個人では再現できない技術と機材が必要不可欠だからです。
・簡易材はすぐ割れてボロボロに
ホームセンターやネット通販で手軽に買えるのは、一般的に「常温合材(じょうおんごうざい)」と呼ばれるタイプのアスファルトです。これは袋から出して敷きならし、足で踏み固めるだけで硬化する便利なものですが、あくまで「道路の小さな穴を緊急で埋める」ための仮設用の材料です。
業者が使う高温の「加熱アスファルト」に比べて強度が低く、特に駐車場で使用すると、車のハンドルの据え切り(停止状態でタイヤを回すこと)の摩擦に耐えられません。施工して数週間もしないうちに表面がボロボロと剥がれ、タイヤの跡がくっきりと残ったり、すぐに凸凹になったりしてしまうリスクが非常に高いのです。
・平らに仕上げるプロの転圧技術
アスファルト舗装の強度は、材料を敷いた後にどれだけ強く押し固められるか(転圧といいます)で決まります。プロの現場では、数トンの重量がある「ロードローラー」などの重機を使って、体重をかけるだけでは不可能な圧力で地面を締め固めます。
DIYでレンタルできるプレート(振動する機械)程度では、表面は平らに見えても内部の密度がスカスカの状態です。これでは雨水が内部に浸透しやすく、冬場に凍結して割れたり、地盤が緩んで水たまりができたりする原因になります。水はけが悪く、すぐに雑草が生えてくるような失敗を避けるためにも、駐車場工事は専用の重機を持つプロに任せるのが確実です。
■長持ちする工事は土木のプロへ

美しい舗装を長く維持するために最も重要なのは、実は表面の黒いアスファルト部分ではなく、その下にある「路盤(ろばん)」と呼ばれる砕石の層です。
建物を建てる時に基礎が大切なのと同様に、駐車場も下の地面(路盤)がしっかり転圧されていないと、上に何を敷いてもすぐに沈んでしまいます。私たちのような土木工事を本業とする会社は、道路工事の基準でしっかりと地盤を固めるノウハウと重機を持っています。
「アスファルトかコンクリートか」で迷っている段階でも構いませんので、まずは地元の専門業者に現地を見てもらい、適切な路盤改良を含めた提案をもらうことをおすすめします。
■まとめ
駐車場の舗装は、敷地の面積や重視するポイント(コスト、見た目、工期)によって、「アスファルト」と「コンクリート」のどちらが正解かが変わります。 特に「車3台以上の広いスペースがある」「工事を早く終わらせたい」という場合、アスファルト舗装はコンクリートにはない大きなメリットを発揮します。
しかし、どちらの素材を選ぶにしても、長持ちさせる鍵は表面ではなく「下地(路盤)」の強さにあります。後悔しない駐車場作りのために、まずは実績豊富な専門業者に現地を見てもらいましょう。
■駐車場のアスファルト舗装なら鳶酒井組へ!

埼玉県所沢市を拠点とする株式会社鳶酒井組は、戸建ての外構工事から公共の道路工事まで手掛ける土木のスペシャリストです。 一般的な外構業者では外注になりがちなアスファルト舗装も、自社保有のロードローラーなどの重機で施工可能なため、中間マージンをカットした適正価格でご提供できます。
「うちは広いからアスファルトの方が安くなる?」「アプローチはコンクリートで、奥はアスファルトにしたい」など、お客様の敷地条件に合わせた柔軟なプランをご提案いたします。 道路工事で培った確かな転圧技術で、沈まない・割れない丈夫な駐車場を実現します。現地調査・お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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